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この夏で定年を迎える後ろハゲ
と言ってもだいだいさんのことではない
もちろんウチの担当税理士のことである
定年後も嘱託で事務所に残るらしいけど
どーも事務所の方針では担当替えをしたいらしかった
「3時半に上司を連れてお邪魔しますので」
後ろハゲがおととい電話をかけてきた
状況はすべて飲み込めているつもりの俺
「わかってますよ」
「お願いします」
たたき上げから事務所を一代で大きくした先代所長
まだ家族的な雰囲気の事務所に入所した後ろハゲ
子飼いの所員として苦楽をともにし、一時代を築いたらしかった
しかしやり手先代所長も病魔には勝てず
約10数年前に他界
その息子は会計マンとしては不向きだったようで別の道へ
また娘もその道に入ったものの水があわずまま
いまでは経営権をもたないカタチで代表で奥さんの名が残るだけ
合同法人となった事務所ではもはや古株の存在となった後ろハゲだが・・・
かつてはその路線で、右肩上がりの時代背景で
地域では一定の成功を収めたかの某事務所
しかし時代は大きく代わり、経営体制もさらに大きく変化を重ねていった
先代の掲げた顧客主義を受け継ぎ経験実務に長けた後ろハゲといえど
現体制の下では先代所長の”血”が仇となり・・・
約束の時間を少し過ぎた頃、後ろハゲとその上司がやってきた
「はじめまして、私 ○□▲と申します」
名刺を差し出したそのメガネのやたらと似合う丸顔の男
後ろハゲの上司を名乗るその男は・・・
前ハゲだった。
おわり。
とちごてぇ---
ハナシはこれからなんですが、書くのんしんどなってきたんでまたあすた。
リーマンならばいずれは誰しも迎える定年
組織とは?
定年とは?
人生とは?
定年を迎えた後ろハゲ人生に今浮かび上がるサラリーマンの悲哀
人が人として人らしく生きる意味をせつせつと世に問いかける
まんじゅ屋書き下ろし感動巨編
『後ろハゲの正面だぁ〜〜れぇだっ』
乞うご期待。
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